会見する西村代表と大渕幹事長

    立憲民主党県連の西村智奈美代表は9月29日、新潟市内で記者会見し、衆議院選挙で空白区となっている2区の対応について、国民・共産両党から出馬予定の双方の候補者を「支持・推薦は行わず、自民党政権を利することがないよう行動する」との県連方針を公表しました。大渕健幹事長（県議）も同席しました。

　県連は、両党候補者が出馬表明したため独自候補者の擁立を断念。両党を含めた野党協議では候補者一本化の調整が不調に終わり、各党判断で支援することを確認していました。しかし、県連は県内野党の連携を図る立場から党本部に対し、本部レベルの候補者調整を要請していましたが結論に至っていません。

　このため、衆議院選挙が目前に迫る中で、対応を一任されていた西村代表は「党員や党支持者、支援組織の皆さんに、これ以上の混乱は避けたい」として、関係者へ丁寧に説明しながら、慎重に判断したことを明らかにしました。